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【材料】アンジェスが反発、DNAワクチン分野で米バイカル社と戦略的事業提携契約を締結

アンジェス <日足> 「株探」多機能チャートより
 アンジェス MG<4563>が反発している。8日の取引終了後、資本提携先である米バイカル・インコーポレーテッドとの間で、DNAワクチン分野を対象とした戦略的事業提携契約を締結したと発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。

 今回締結したのは、DNAワクチンにおける研究開発(臨床および非臨床を含む)、製造、薬事(規制当局との対応)など、医薬品の開発・実用化に必要な一連の機能を対象に幅広く事業協力を進めることを目的とした包括契約で、共同で研究開発プロジェクトを実施する可能性も含むという。アンジェスでは、バイカル社の持つハードおよびソフト両面の強みを活用することで、遺伝子治療薬、核酸医薬に次ぐ第3の柱としてDNAワクチン事業を推進するとしている。なお、同件による16年12月期業績への影響は軽微としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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