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【通貨】外為サマリー:一時1ドル113円12銭に急落後に値戻す、ECB理事会に注目集まる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円55銭前後と前日午後5時時点に比べ約70銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=122円35銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時以降、売り優勢の展開となり、午後0時過ぎに113円12銭まで値を下げる場面があった。米長期金利が時間外取引で軟調に推移するなか、上値は重い展開となった。ただ、売り一巡後は下値に買いが流入し午後2時過ぎに113円61銭まで値を戻した。今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されている。同理事会では、資産買い入れプログラムの延長が関心を集めているほか「テーパリング(量的緩和の縮小)が取り上げられるかがポイント」(市場関係者)との見方がある。テーパリングが取り上げられた場合、ユーロ高からドル安・円高要因に働くとの声も出ている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0773ドル前後と前日に比べ 0.0060ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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