【市況】東京株式（寄り付き）＝欧米株軒並み高受けて買い優勢で始まる

　８日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比１７７円高の１万８６７４円と続伸。

　前日の欧米株市場が足並みを揃えて上昇、米国株市場ではＮＹダウが３００ドル近い大幅高となったことで、東京市場でも主力株中心に上値を買う動きが継続している。東証１部の騰落レシオは１２４％と過熱ゾーンにあるほか、外国為替市場では１ドル＝１１３円台後半と足もと円高含みで推移、あすにオプションＳＱの算出を控えていることもあってリスク選好ムード一色ということはないが、引き続きリスク許容度の高まった外国人投資家の買い意欲は強そうだ。国内機関投資家の買わざるリスクも意識されるなか、引き続き強い地合いが想定される。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、医薬品を除きほぼ全面高。値上がり上位に海運、鉱業、鉄鋼、保険、電力ガス、ガラス土石、証券など。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）