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【通貨】明日の為替相場見通し=ECB理事会控え様子見も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、114円前後を中心とする往来相場が予想される。予想レンジは1ドル=113円50~114円50銭。

 この日は、夕方の欧州時間に一時114円40銭までドル高が進む場面があったが、全般相場は114円前後での値動きが続いた。明晩の欧州中央銀行(ECB)理事会を前に、あすは手控え気分が強まる可能性もある。ECBに対して、市場では17年3月が期限とされている、資産買い入れプログラムの期間延長の観測が出ているほか、「テーパリング(量的緩和の縮小)が示唆される可能性も」(市場関係者)との見方もある。もしテーパリングが浮上すれば、ユーロ高・ドル安が予想され、結果として円高要因になるとの観測も出ている。

 あすは国内では10月国際収支、7~9月期国内総生産(GDP)改定値、海外では中国11月貿易収支の発表が予定されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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