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【材料】ソフトバンクがカイ気配スタートで7000円台回復、“トランプタワー会談”で米国5兆円投資

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>がカイ気配スタート、寄り付き段階で大きく7000円台を回復した。同社株にとって7000円ラインは上値の大きなフシとして意識されており、8月17日以来約4カ月ぶりとなる台替えとなった。

 同社の孫正義社長が現地時間6日午後にトランプ次期米大統領とトランプタワーで会談、米国のビジネスに500億ドル(日本円で約5兆7000億円)を投資し、5万人の新たな雇用を創出することで合意したことが、市場では驚きをもって受け止められている。同社はサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」などと共同で最大1000億ドル(約11兆4000億円)規模のテクノロジー分野に投資する巨大投資ファンドを設立する計画にあるが、この資金を活用する可能性が高いとみられている。いずれにしてもソフトバンクの米国での存在感が一気に高まることになり、投資事業への成長期待のほか今後米国でのビジネスを円滑に進めていく足場としても注目される。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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