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【市況】マザーズ指数は4日続落、引き続き主力株の上値重く、GTSなどがストップ高/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、前日の海外株高や日経平均の反発スタートを受けて買いが先行した。ただ、主力株が引き続き上値の重い展開となり、後場に入るとマザーズ指数はマイナスに転じた。軟調なマザーズ市況が嫌気されてか、引けにかけて弱含む銘柄も目立った。一方、引き続きテーマ株や直近IPO銘柄の一角が循環的に買われた。なお、マザーズ指数は4日続落、売買代金は概算で919.21億円。騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり103銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、モブキャス<3664>やSOSEI<4565>が小安いほか、イグニス<3689>、リファインバス<6531>、オンコリス<4588>、サイバーダイン<7779>などが軟調。ムーミン施設の開業時期延期を発表したフィンテック<8789>が後場急落してマザーズ下落率トップ。前日ストップ高のソケッツ<3634>やサイバーS<3810>も急反落して10%超安となった。一方、マザーズ売買代金トップのメタップス<6172>は大幅続伸。同2位のOTS<4564>はマイルストーン受領が材料視されて朝方大きく買われた。その他では、人工知能(AI)技術を用いた病理診断支援ツール開発に参画するINSPEC<6656>、JSR<4185>との資本業務提携などが材料視されたGTS<4584>、直近IPO銘柄のエルテス<3967>がストップ高。WASHハウス<6537>も10%を超える上昇となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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