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【市況】5日線や+1σ水準での底堅さが意識されるか/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 18370.83 (+95.84)
TOPIX  : 1477.23 (+10.27)

[後場の投資戦略]

 日経平均は買い先行で始まった後は上げ幅を縮めており、5日線レベルでの攻防。ボリンジャーバンドでは+1σ水準での推移をみせている。この5日線や+1σ水準での底堅さが意識されるようだと、リバウンドへの意識が強まってきそうだ。ただ、強弱感が対立する水準でもあり、支持線に変えられないと短期筋の売り仕掛けも出てきやすいだろう。まずは、下値の堅さを見極めたいところ。

 とはいえ、来週のFOMCで利上げに踏み切る可能性が高いほか、トランプ次期米大統領への政策期待は強く、押し目買い意欲は強いだろう。日経平均は節目の18000円や25日線辺りまでの調整があれば押し目買いを入れやすいだろうが、足元の調整では押し目を入れづらく、まだ、押し目待ちに押し目なしの水準である。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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