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【材料】三井ハイテクが急反発、今期経常を40%上方修正、配当も2円増額

 2日、三井ハイテック <6966> が17年1月期の連結経常利益を従来予想の10億円→14億円に40.0%上方修正。減益率が58.2%減→41.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。

 生産性の向上や原価低減に加え、投資有価証券売却益の発生が利益上振れの要因となる。売上高は円高による主力のリードフレームの落ち込みを、車載・家庭用モーターコアの好調で補い、増収を確保する。

 業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の8円→10円(前期は13円)に増額修正したことも支援材料となった。同社は円高による採算悪化を踏まえ、9月に通期業績予想と配当を減額したが、足元では急激に円安に振れている。この水準を保てばさらなる上方修正も期待される。

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