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【通貨】豪ドル週間見通し:堅調推移か、7-9月期GDPなどを見極める展開


■やや強含み、利下げ観測はさらに後退

先週の豪ドル・円はやや強含み。原油高を受けて豪準備銀行(中央銀行)の利下げ観測はさらに後退したことや景気持ち直しへの期待が、引き続き豪ドルの下支えとなった。経済協力開発機構(OECD)は経済見通しで、豪準備銀行は2017年に利上げを始める可能性を指摘したことも材料視されたようだ。取引レンジ:83円17銭-84円86銭。

■堅調推移か、7-9月期GDPなどを見極める展開

今週の豪ドル・円は堅調か。豪準備銀行(中央銀行)は6日に政策金利を発表する。1.50%に据え置き予想だが、景気について強めの認識が示されるとみられ、豪ドル買いにつながる可能性がある。経済指標では7-9月期国内総生産(GDP)と10月貿易収支が手掛かり材料になる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・6日:豪準備銀行が政策金利発表(1.5%に据え置き予想)
・7日:7-9月期GDP(前年比予想:+2.5%、4-6月期:+3.3%)
・8日:10月貿易収支(予想:-7億豪ドル、9月:-12.27億豪ドル)

予想レンジ:83円50銭-86円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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