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【経済】【米国雇用統計】じぶん銀行サイトでの一般投資家の予想は円安ドル高が64%


米国雇用統計は最も重要な経済指標のひとつで、とくに為替相場への影響が大きいことは、皆さんご存知のとおりです。

この米国雇用統計発表にあたって、「じぶん銀行」がユニークな取り組みを実施しているのでご紹介します。

米国雇用統計は、原則、毎月第一金曜日に発表されるのですが、多くのケースで発表直後に為替相場が動きます。じぶん銀行では一般のユーザーを対象に、その動向を予想してもらっています。

米国雇用統計発表直後と30分後を比較して「円安ドル高」または「円高ドル安」のどちらになるかを予想しているようです。現在、そのページには、12月2日発表の米国雇用統計に向けて、一般の人たちからの予想結果がどうだったのかが掲載されています。

それによれば、雇用統計発表後直後からの30分間で、米ドル/円為替相場が円高ドル安になると予想した人が36%、円安ドル高になると予想した人が64%だったとのこと。

発表後は利上げ観測が決定的になり円安が進む、と予想した人が多かったようですが、円高を予想した人の意見としては「当たり障りのない数値ならば、いったん急騰を見せておいて逆進。少しマイナスに転じた所で30分経過」というものや、「情報と思惑で過剰な動き、ややドル高にシフトし過ぎている。アメリカの実体経済はそれほど良くない」といった意見が掲載されています。

12月2日の米国雇用統計と、その後の為替相場の動きに注目したいですね。

《NO》

 提供:フィスコ

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