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【通貨】外為サマリー:1ドル114円00銭前後で推移、米雇用統計控え様子見も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円07銭前後と前日午後5時時点に比べ9銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=121円86銭前後と同70銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎに一時113円58銭まで下落した。しかし、113円後半の水準には買いが流入し、その後114円00銭前後に値を戻した。今晩は米11月雇用統計の発表があり、様子見姿勢が強まっている。非農業部門雇用者数は前月比18万人前後の増加が見込まれている。今月13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施される可能性は高いが、雇用統計が強めの結果となった場合、新年の利上げ予想回数が高まり一段のドル高・円安要因となりそうだ。また、4日にはイタリア国民投票が予定されており、その結果も注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0683ドル前後と前日に比べ 0.0070ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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