【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 伊藤園、アルチザ、ピープル (12月1日発表分)
ピープル <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の11月30日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 ピープル <7865>
17年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.8%減の3.4億円に減った。
▲No.3 不二電機 <6654>
17年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比26.8%減の3.3億円に減り、通期計画の4.5億円に対する進捗率は74.7%にとどまり、5年平均の77.1%も下回った。
▲No.4 アルチザ <6778>
17年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は8600万円の赤字(前年同期は6800万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2593> 伊藤園 東1 -6.08 12/ 1 上期 37.45
<7865> ピープル JQ -2.14 12/ 1 3Q -14.78
<6654> 不二電機 東1 -1.42 12/ 1 3Q -26.80
<6778> アルチザ 東2 -0.50 12/ 1 1Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース