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2016年12月02日13時45分

【経済】(中国)深セン・香港証取の相互取引、「キャピタルゲイン3年免税」実施へ


中国株マーケットでは週明け5日、深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)がスタートする。これに先立ち、中国財政部などは1日、同取引を通じた売買差益について、所得税を3年間免除する方針を明らかにした。中国本土サイドでは、個人投資家のみが対象で、企業に対しては規定通りの法人税が課される格好。香港サイドでは、個人、法人ともに免税の対象となる。実施期間は2016年12月5日から2019年12月4日までに設定された。
市場関係者は今回の措置について、相互取引の活性化を促す追い風になるとの見方だ。なお、深セン・香港間「相互乗り入れ」の開始により、新たに750億~1500億人民元(約1兆2375億~2兆4750億円)の資金がA株市場に流入するとの試算が示されている。
本土と香港の相互取引をめぐっては、2014年11月に上海・香港間の「相互乗り入れ」がスタート。その後、2015年末に深セン・香港間の取引開始が見込まれていたが、同年夏場のA株急落や人民元相場の下落を受けて先送りされた。1日当たりの投資枠(売買相殺後の差額)は上海→香港の既存スキームと同額で、香港→深センで130億人民元、深セン→香港で105億人民元。既存スキームで設定されていた年間の投資枠については廃止される。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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