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2016年12月02日11時42分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:安永、クラリオン、三菱UFJ

安永 <日足> 「株探」多機能チャートより
■安永 <7271>  3,100円  +500 円 (+19.2%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 安永<7271>の上昇相場が止まらない。きょうも値幅制限上限の500円高は3100円まで上昇、直近8営業日で7回ストップ高。しかも唯一、ストップ高しなかった11月30日もザラ場中に398円高とわずか2円届かなかっただけで、実質的には8日連続ストップ高に等しい。東証は2日、同社株を日々公表銘柄に指定したが規制の影響も現時点では限定的だ。同社はリチウム電池の正極板の製造で独自技術を駆使して電池寿命を大幅に向上させる新技術を開発、これが起爆材料となって株価は急騰局面に突入した。上場した1996年の10月に1920円の高値をつけているが、11月30日の時点でここを一気に抜き去っている。きょうの高値まで8営業日で5.9倍となり、近年では稀に見る急騰銘柄となっている。

■クラリオン <6796>  417円  +49 円 (+13.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1日付でクラリオン <6796> の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を370円→480円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、ADAS(安全運転支援システム)事業の収益貢献の拡大を評価している。今夏発売の日産セレナに採用されるとみられる同社のパーキングアシストシステムはADAS事業を牽引すると指摘。また、VWジャパン向け俯瞰画像システムや完全自動駐車システムの量産車への搭載も同事業の拡大に貢献するとみている。

■日本金銭機械 <6418>  1,732円  +151 円 (+9.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 日本金銭機械<6418>、オーイズミ<6428>、テックファームホールディングス<3625>、セガサミーホールディングス<6460>、インターライフホールディングス<1418>などカジノ関連株が買われている。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案について、公明党は賛否の結論を出していないものの容認する姿勢で、2日に衆院内閣委員会で採決される見通しと伝わったことが、関連銘柄の株価を強く刺激する格好となった。

■スクエニHD <9684>  2,985円  +156 円 (+5.5%)  11:30現在
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が3日ぶりに反発。同社は1日、11月29日に全世界同時発売したゲームソフト「ファイナルファンタジー15」(FF15)の販売本数が発売初日で500万本を突破したことを明らかにした。日本では発売初日のダウンロード販売本数の最多記録を達成したほか、日本を除くアジア地域でも発売初日のパッケージ出荷とダウンロード販売の合計本数の最多記録を達成。会社側によれば、歴代の「ファイナルファンタジー」シリーズの中でも最速の記録だという。

■三菱UFJ <8306>  719.3円  +32.2 円 (+4.7%)  11:30現在
 メガバンクが連日の人気化。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>のほか、みずほフィナンシャルグループ<8411>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>も買われている。米国でJPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカが年初来高値に上昇するなど、大手金融株が買われるなか、日本のメガバンクにも買いが流入している格好だ。トランプ次期米大統領の新政権で財務長官に就くスティーブン・ムニューチン氏は、ドッド・フランク法(金融規制改革法)を見直す姿勢を表明しており、規制緩和による金融業界の業績拡大への期待が膨らんでいる。

■アルパイン <6816>  1,545円  +63 円 (+4.3%)  11:30現在
 アルパイン<6816>が3日続伸。1日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「ニュートラル」継続ながら目標株価を1200円から1300円へ引き上げた。同証券では第3四半期以降の為替前提を1ドル100円から110円へ、1ユーロ110円から115円へ変更。17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の23億円に対して従来予想の25億円から32億円へ、18年3月期は55億円から71億円へ引き上げている。

■島精機製作所 <6222>  3,690円  +140 円 (+3.9%)  11:30現在
 島精機製作所 <6222> が全般軟調相場に抗い、大幅続伸し年初来高値を更新。足元の為替相場はトランプ次期米大統領への政策期待から急激な円安が進んでおり、業績上振れが期待される輸出関連として物色買いが続いている。同社は10月19日、円高進行を受けて前提為替レートを1ドル=102円に見直し、17年3月期の経常利益を従来予想の110億円→80億円に27.3%下方修正した。一方、足元の業績は主力のコンピュータ横編機が絶好調で、上期(4-9月)の売上高は前年同期比31.5%増収を達成している。このままの円安を保てば通期業績の大幅上方修正が期待される。

■石油資源開発 <1662>  2,665円  +54 円 (+2.1%)  11:30現在
 石油資源開発<1662>など資源開発関連が上値追い継続。30日にウィーンで開催されたOPEC総会では大方の予想に反し減産で合意、これがサプライズとなってWTI原油先物価格は一気に4ドル以上の上昇となったが、前日も上昇基調が続き、1ドル62セント高の1バレル=51ドル6セントまで水準を切り上げ、終値ベースでは10月24日以来の50ドル台乗せを果たした。これを受けて前日の米国株市場ではシェブロンなどのエネルギー関連株が買われており、東京市場でも引き続き資源開発関連に買いが優勢の展開となっている。また、NN原油ブルが連動するドバイ原油価格も直近50ドル近辺まで上昇していることで、上値期待はなお強い。

■エイチ・アイ・エス <9603>  3,225円  +65 円 (+2.1%)  11:30現在
 エイチ・アイ・エス<9603>が続伸。1日の取引終了後、同社とANAホールディングス<9202>が宇宙船開発ベンチャー、PDエアロスペース(名古屋市緑区)に出資すると発表しており、これを好感した買いが入っている。PDエアロスペースは、低コストで利便性の高い宇宙輸送インフラの構築に向けて事業を展開しており、現在、世界初となるジェットエンジンとロケットエンジンを切り替えることができる次世代エンジンと、完全再使用型弾道宇宙往還機を開発している。今回の出資は、民間主導による宇宙機開発の推進を目的としており、HISが3000万円(出資比率10.3%)、ANAが2040万円(同7.0%)をそれぞれ出資するとしている。

■ワークマン <7564>  3,410円  +25 円 (+0.7%)  11:30現在
 1日、ワークマン <7564> [JQ]が11月度の月次速報を発表。既存店売上高が前年同月比6.9%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料視された。11月は朝晩の冷え込みが強まったことで、ジャンパーや裏地がフリース素材のズボン、裏起毛ハイネック、保温・発熱性インナーなど防寒衣料が好調に推移した。

■アマダホールディングス <6113>  1,313円  +9 円 (+0.7%)  11:30現在
 アマダホールディングス<6113>が3日続伸、年初来高値を更新した。1日付で岡三証券がレーティングを「中立」から「強気」へ、目標株価を1100円から1450円へ引き上げた。エレクトロニクス関連向けなどを中心とする中国市場の回復を想定し、17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の300億円(前期425億2600万円)に対して従来予想の330億円から340億円へ、18年3月期は325億円から380億円へ引き上げている。

■サカタインクス <4633>  1,505円  +7 円 (+0.5%)  11:30現在
 サカタインクス<4633>が全般軟調相場のなかで頑強な値動き。新興国を中心にインキ需要が増大傾向にあり、16年12月期営業利益は97億円と2ケタ増益を見込む。1日にブラジルの印刷用インキメーカー、クリエイティブ社を買収したことを発表、足もとはこれが株価を刺激している。クリエイティブの昨年度売上高は約16億4000万円。

●ストップ高銘柄
 黒田精工 <7726>  366円  +80 円 (+28.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 オンコリス <4588>  1,391円  +300 円 (+27.5%) ストップ高   11:30現在
 日本アジア投資 <8518>  691円  +100 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 ソケッツ <3634>  1,101円  +150 円 (+15.8%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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