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【市況】10時30分時点の日経平均は111円安、銀行株やカジノ関連に関心向かう

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

10時30分時点の日経平均は前日比111.77円安の18401.35円。TOPIXは前日比4.42pt安の1478.85pt。本日の日経平均は反落スタート。原油相場が節目の50ドルを回復したものの、1日の米国市場ではハイテク株が売られ、高安まちまち。シカゴ日経225先物は大阪比40円高の18440円だったが、現物指数とは昨日の大引け時点で逆ザヤだったこと、円安一服もあり、利益確定の流れが先行。その後も寄付き値から下げ幅を広げる展開となっている。

業種別では売りが優勢。前日比+2.95%で銀行が上昇率トップ。三菱UFJ<8306>などメガバンクを筆頭に、りそな<8308>や新生銀行<8303>なども買われている。その他、証券、海運、石油石炭、鉱業などが続いている。一方、下落率トップは前日比-1.65%で食料品。その他、その他製品、金属製品、水産農林、ゴム製品、精密機器などが続いている。

東証1部売買代金上位は、三菱UFJ<8306>がトップ。その他、三井住友<8316>、みずほ<8411>、トヨタ<7203>、任天堂<7974>、野村<8604>など。

東証1部の騰落状況は値上がり682銘柄、値下がり1173銘柄。値上がり率上位銘柄は、安永<7271>、日本アジア投資<8518>、神栄<3004>、キムラタン<8107>、クラリオン<6796>など。安永は前日比+19%の上昇でストップ高に。クラリオンは相次ぐアナリストの評価引き上げが材料視されている。一方値下がり率上位は、トーヨーカネツ<6369>、アデランス<8170>、DeNA<2432>、日立国際<6756>、SCREEN<7735>など。トーヨーカネツは前日比-9%の下落となっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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