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2016年12月02日09時48分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は大幅反落、国内の政治不安が再び高まりブラジル株の売りを加速

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 59506.54 -3.88%

1日のブラジル株式市場は大幅反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2399.82ポイント安(-3.88%)の59506.54で取引を終えた。61910.60まで上昇した後、一時59058.08まで下落した。

国内の政治不安が再び高まっていることがブラジル株の売りを加速させた。腐敗取締りの強化を受け、与党議員もターゲットになっている。テメル大統領が進めている構造改革や財政赤字の縮小案の承認について、先行き見通しの不透明感が一段と強まっている。また、ブラジル経済の回復が予想以上に遅れていることや、今年に入ってから大幅に上昇していることから買われすぎ感が強いとの指摘も圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2121.87 +0.81%

1日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比16.96ポイント高(+0.81%)の2121.87で取引を終了した。2128.70から2110.69まで下落した。

石油輸出国機構(OPEC)が8年ぶりの減産合意が引き続き好感され、この日の原油価格は大幅に続伸した。これに伴い、資源銘柄に買いが継続し、指数をサポートした。また、景気の上向き観測も支援材料。プーチン大統領はこの日、今年1-10月の経済指標からみると、今年の成長率が前年のマイナス3.7%からマイナス0.2%に回復するとの見通しを示した。

【インド】SENSEX指数 26559.92 -0.35%

1日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比92.89ポイント安(-0.35%)の26559.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.60ポイント安(-0.38%)の8192.90で取引を終えた。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落した。成長率の予想下振れが足かせになった。前日11月30日取引終了後に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)は7.3%となり、前期の7.1%から加速した。ただ、市場予想の7.5%を下回った。

【中国本土】上海総合指数 3273.31 +0.72%

1日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比23.27ポイント高(+0.72%)の3273.31ポイントと反発した。

中国景気の先行きが楽観される。寄り付き前に発表された中国の11月製造業PMI(国家統計局などが集計)で、事前予想(51.0)を上回る51.7で着地したことが好感された。OPECの減産合意で、昨夜の原油相場が急伸したことも投資家心理を上向かせている。

《CS》

 提供:フィスコ

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