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【市況】東京株式(寄り付き)=反落、米雇用統計前に買い手控え感

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比77円安の1万8435円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが68ドル高と3日続伸した一方で、ナスダック指数は72ポイント安と続落するなど高安まちまちの状態、原油市況が大幅続伸しWTI先物で1バレル=51ドル台を回復したことはポジティブ材料だが、目先過熱感も意識される東京市場では、米11月の雇用統計発表やイタリア憲法改正を問う国民投票などを前にいったん利益を確定する動きが観測される。全体指数が下押す場面では日銀のETF買いなども想定され、下値に対する安心感から押し目買い意欲も強そうだ。外国為替市場では1ドル=114円近辺でもみ合っており、円安水準が維持されれば全体相場の支えとなるが、仮に取引時間中に円高方向に傾けば売りを助長することにもなる。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種前後が高い。値上がり上位に石油、銀行、卸売、証券など。値下がりでは鉱業、水産、金属製品、精密機器など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年12月02日 09時05分

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