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【特集】ラクス Research Memo(3):高効率なストック型のビジネスモデル

ラクス <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

(2)事業モデルと強み

ラクス<3923>のクラウドサービスの特徴の1つは、カスタマイズや機器販売を極力行わないことである。これは、受注時の労働集約的な要素を排除し、受注効率を上げる狙いがある。結果として、クラウド事業売上高に占める月額料金の割合は90%以上となっており、高いストック売上比率になっている。個別のカスタマイズは極力行わない一方で、営業部隊やサポート部門が顧客ニーズを的確に捉え、開発チームにフィードバックすることで、素早く本体サービスを改善する。この結果、解約率が低くなり、導入社数は積み上がっていく。売上高が固定費を超えてくると、変動費が小さいために利益率が急速に高まってくる。同社のクラウドサービスには80%と高い営業利益率を誇るものもあるほどだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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