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【特集】ラクス Research Memo(2):クラウド事業が主力、「メールディーラー」と「楽楽精算」が看板商品

ラクス <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

(1)事業概要

ラクス<3923>は、クラウド事業とIT人材事業の2つのセグメントから構成されている。クラウド事業は、売上高の70.2%(2017年3月期第2四半期)、セグメント利益の81.5%(同)と全社業績をけん引する主力事業である。クラウド事業のなかでも長年事業の柱となっているのが「メールディーラー」、次期主力サービスと位置付けられるのが「楽楽精算」であり、クラウド事業売上の5割以上はこの2サービスが占める。主力2サービスの他のクラウド商品としては、「働くDB」、「クルメル」、「楽楽明細」などがあり、どれも順調に成長している。

IT人材事業は、創業時のITスクール事業のノウハウを活用した事業で、未経験者を正社員として採用し、ITエンジニアとして育て、WEBサービスを展開する企業に絞って派遣する事業である。売上高の29.8%(2017年3月期第2四半期)、セグメント利益の18.5%(同)を構成する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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