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2016年12月01日11時44分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:国際石開帝石、日揮、SUMCO

国際石開帝石 <日足> 「株探」多機能チャートより
■NEXT 原油ブル <2038>  1,020円  +150 円 (+17.2%) ストップ高   11:30現在
 NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>がストップ高。30日に開催された石油輸出国機構(OPEC)総会では、8年ぶりの減産で最終合意に達した。これを受け、同日の米原油先物相場のWTI(ウエスト・テキサス・インター ミディエート)の期近17年1月物は前日比4.21ドル高の1バレル49.44ドルに急上昇。一時49.90ドルと10月下旬以来の水準に値を上げた。この原油価格の急騰に連動し、NN原油ブルも大幅高となっている。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,201円  +116 円 (+10.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 国際石油開発帝石<1605>をはじめ、石油資源開発<1662>やJXホールディングス<5020>など石油関連株に買いが殺到。注目を集めた30日に開かれた石油輸出国機構(OPEC)総会では、8年ぶりの減産で合意に達した。市場では、今回の総会での減産合意を危ぶむ見方もあっただけに、ポジティブ評価から石油関連株に買いが集中している。生産量は、9月の臨時総会で合意した日量3250万~3300万バレルの下限である3250万バレルで決定され、加盟国全体で約120万バレル減産する。市場には、「100万バレル前後の減産に期待したい」(アナリスト)との見方があっただけに、下限での決定は高評価されている。また、OPEC非加盟国のロシアも減産に応じる見通しとなったことも、市場は好感している。

■日揮 <1963>  2,055円  +167 円 (+8.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 1日朝、日揮 <1963> が住友化学 <4005> が愛媛県新居浜市で計画しているメチオニン製造装置の建設工事を受注したと発表したことが買い材料視された。メチオニンは、鶏の成長促進に不可欠な必須アミノ酸の一種。新興国を中心とした鶏肉の消費拡大を背景に、近年、鶏の飼料添加物としての需要が拡大している。同社はメチオニン製造装置一式に係わる設計、機材調達、建設工事を請け負い、18年半ばの完成を目指す。発表を受け、住友化の製造装置受注による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■SUMCO <3436>  1,358円  +105 円 (+8.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 SUMCO<3436>が大幅高で年初来高値を更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が11月30日付で投資判断「アンダーウエート」を継続しつつ、目標株価を540円から850円へ引き上げたことが好材料視されている。第4四半期以降の為替前提を1ドル=100円から110円へ変更したことで、同証券の16年12月期営業利益予想を110億円から140億円へ上方修正したことに加えて、17年12月期の300ミリウエハーのドルベース価格を前年比+3%から+6%(円ベースでは0%→7%)へ変更したことで、17年12月期を同175億円から240億円へ引き上げたことが理由としている。

■野村ホールディングス <8604>  654.9円  +40.9 円 (+6.7%)  11:30現在
 野村ホールディングス<8604>を筆頭に証券株が軒並み高。全般相場はリスク選好ムードが強まるなか上昇加速局面にある。トランプ次期政権では財務長官にゴールドマン・サックス証券出身のムニューチン氏が選出され、ドッド・フランク法など金融機関に対する規制緩和に積極的な姿勢をみせていることから、前日の米国株市場では金融関連株が買われた。東京市場にもこの流れが波及するとともに、証券株は直近の商いを伴った全体指数の上昇を受け、市場参加者が増加するとの思惑がポジティブに働いている。

■関東電化工業 <4047>  1,008円  +58 円 (+6.1%)  11:30現在
 関東電化工業<4047>が大幅続伸。半導体の大容量・高速化への需要が高まるなか3次元NAND型フラッシュメモリーの普及が本格化する方向にある。3次元NANDは足もとの需要拡大に加えて、チップ構造が複雑なため、同社が手掛ける特殊ガス、六フッ化タングステン(WF6)などの使用量も増勢を強めることが予想され、中期的な収益貢献が期待されている。そうしたなか、東海東京調査センターが30日付で同社株のレーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ目標株価も1070円から1500円に大幅に引き上げたことで、これが株高を助長する格好となった。同調査センターでは3次元NANDのほか、リチウムイオン電池材料の大型投資にも期待を示している。

■住友化学 <4005>  552円  +29 円 (+5.5%)  11:30現在
 11月30日、住友化学 <4005> が伊藤忠商事 <8001> と、同社が増強する愛媛工場の新系列で生産する飼料添加物であるメチオニンの販売提携に向けて検討すると発表したことが買い材料視された。新系列で生産するメチオニンの新設販売支援会社への伊藤忠による一部出資に加え、メチオニンの一部を伊藤忠経由で販売することを検討する。伊藤忠はメチオニンのアジア最大需要家であるCPグループと提携関係にあるほか、世界的な販売ネットワークを持っている。発表を受けて、伊藤忠との提携によるメチオニンの販路拡大などに期待する買いが向かった。

■インベスターズクラウド <1435>  3,985円  +185 円 (+4.9%)  11:30現在
 11月30日、東証がインベスターズクラウド <1435> [東証M]を7日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■大同特殊鋼 <5471>  488円  +19 円 (+4.1%)  11:30現在
 11月30日、大同特殊鋼 <5471> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.46%にあたる200万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は12月1日から17年1月20日まで。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,950円  +238 円 (+3.6%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が続伸。円安進行や原油市況の急騰などを背景に、外国人投資家の日本株再攻勢の動きが再燃している。そのなか日経平均寄与度の高い同社株は全般リスクオン相場の象徴として買われている。傘下の米スプリント社は業績回復期待などを背景にここ急速に株価水準を切り上げており、これもソフトバンク株に追い風となっている。11月中旬以降の国内証券会社の投資判断も総じて強気評価が継続されている状況だ。また、サウジアラビアの政府系ファンド「PIF」などと共同で最大1000億ドル規模のテクノロジー分野に投資する巨大投資ファンドを設立、人工知能(AI)やIoT分野への投資に貪欲な姿勢をみせており、同社の一挙手一投足に改めて市場の注目が集まっている。

■三菱UFJ <8306>  692.9円  +23.1 円 (+3.5%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>とメガバンクが揃って買いを呼び込んでいる。前日の米国株市場では、金融規制緩和推進の意向を示すムニューチン氏が財務長官に選出され、氏の出身企業でもあるゴールドマン・サックスが3.6%高と急伸するなど金融株が買われた。この流れが、東京市場にも波及した。PBRの低さや配当利回りの高さなど株価指標面からの割安さに加え、テクニカル的にもここ中段でもみ合っていたメガバンク株は売り物がこなれており、海外マネーの流入期待が膨らんでいる。

■日本郵船 <9101>  218円  +6 円 (+2.8%)  11:30現在
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株が高い。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数はここにきて戻り足を強めている。前日時点で3日続伸となり再び1200台を固める動き。原油市況の急騰など商品市況の上昇もポジティブに作用している。足もと為替が急速に円安に振れていることもドル建て決済の海運セクターにとって追い風だ。

●ストップ高銘柄
 黒田精工 <7726>  286円  +80 円 (+38.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 小僧寿し <9973>  115円  +30 円 (+35.3%) ストップ高   11:30現在
 ダイトーケミックス <4366>  602円  +100 円 (+19.9%) ストップ高   11:30現在
 スタジオアタオ <3550>  4,285円  +700 円 (+19.5%) ストップ高   11:30現在
 アズジェント <4288>  727円  +100 円 (+15.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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