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【市況】11時時点の日経平均は大幅続伸、国際帝石や石油資源が上昇率上位にランクイン

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は18728.02円(前日比419.54円高)で推移している。30日の米国市場は高安まちまちだったが、11月ADP全米雇用報告の予想上振れや米地区連銀経済報告(ベージュブック)、石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意を受けて、円相場は1ドル=104円台まで下落した。本日の日経平均はこうした流れを受けて226円高からスタートすると、寄り付き後も上げ幅を広げる展開となり、足元で400円を超える上昇となっている。

個別では、米財務長官人事を受けて三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株が買われているほか、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、富士重<7270>などその他売買代金上位も全般堅調。野村<8604>は6%超の上昇。また、OPECの減産合意を好感して国際帝石<1605>や石油資源<1662>が10%を超える上昇となっており、安永<7271>などどともに東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、円安進行を受けてソニー<6758>が小安い。また、アデランス<8170>やアジア投資<8518>が利益確定売りに押され、東証1部下落率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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