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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、原油市況急騰と円安でリスクオン

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 1日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比226円高の1万8535円と続伸。

 OPEC減産合意による原油市況の急上昇や外国為替市場での円安進行を受けて、リスクオンの流れが強まっている。前日の米国株市場ではNYダウが引け際急速に伸び悩み1ドル高にとどまったほか、ナスダック指数は安かったものの、相対的に出遅れ感のある東京市場は足もと買いが優勢の展開。WTI原油先物価格は4ドル21セント高の1バレル=49ドル44セントと急騰、外国為替市場では1ドル=114円台前半の推移と一段と円安が進行しており、資源関連株や自動車関連株など中心に追い風が強い。あすの米雇用統計や4日に予定されるイタリアの憲法改正を問う国民投票などを控え、買い一巡後は利益確定売りに伸び悩む可能性もある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、海運、石油、鉄鋼、非鉄、輸送用機器など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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