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【通貨】11月30日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円17銭から114円54銭まで上昇した。

米国の11月ADP全米雇用報告が予想を上回ったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)の中で、全米経済が緩やか、又は緩慢な成長拡大を継続したことが確認されたため12月の利上げを織り込むドル買いが継続。さらに、石油輸出国機構(OPEC)が定例総会で原油の減産で最終合意したとの報道が好感され、債券利回りの上昇に伴うドル買い、リスク選好の円売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0654ドルから1.0553ドルへ下落した。ユーロ・円は、120円27銭から121円06銭へ上昇。株式相場の上昇に連れたリスク選好の円売りが加速した。

ポンド・ドルは、1.2430ドルから1.2513ドルへ上昇。

ドル・スイスは、1.0144フランから1.0205フランへ上昇した。
 
 【経済指標】・米・11月ADP全米雇用報告:前月比+21.6万人(予想:+17.0万人、10月:+11.9万人←+14.7万人)・米・10月コアPCE価格指数:前年比+1.7%(予想:+1.7%、9月:+1.7%)・米・10月個人所得:前月比+0.6%(予想:+0.4%、9月:+0.4%←+0.3%)・米・10月個人消費支出:前月比+0.3%(予想:+0.5%、9月:+0.7%←+0.5%)

《KY》

 提供:フィスコ

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