市場ニュース

戻る
2016年11月30日16時01分

【市況】東京株式(大引け)=1円高、売り買い交錯も米株高と円安背景にプラス圏着地

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 30日の東京株式市場は売り買い交錯で方向感に欠ける展開となり、結局、日経平均株価はわずかながらプラス圏で着地した。

 大引けの日経平均株価は前日比1円44銭高の1万8308円48銭と小反発。東証1部の売買高概算は26億7116万株、売買代金概算は3兆2492億3000万円。値上がり銘柄数は1065、対して値下がり銘柄数は791、変わらずは133銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場が堅調だったことや、外国為替市場でも1ドル=112円台で円安含みに推移していたこともあって、買い優勢でスタート。前日発表された米経済指標が好調だったことも追い風材料になった。しかし、日経平均は前日まで2日続落していたものの調整幅はわずかにとどまっており、東証1部の騰落レシオも133%台と依然として過熱ゾーンにあることから、買い疲れ感も意識されている。きょうのOPEC総会の結果を見極めたいとの思惑や、週末2日に発表される米11月の雇用統計を前にして利益確定売り圧力も表面化し、日経平均はプラス圏とマイナス圏を狭いレンジで往来する展開となった。なお、MSCIの指数構成銘柄入れ替えに伴う売買が加わり、売買代金は3兆円を上回るなど高水準だった。

 個別では、信越化学工業<4063>が買われ、パナソニック<6752>もしっかり。安永<7271>は途中伸び悩む場面はあったが買い直され続急騰。アデランス<8170>はストップ高となったほか、日本エスコン<8892>も値を飛ばしている。アコーディア・ゴルフ<2131>、ヤマシンフィルタ<6240>なども物色人気となった。アダストリア<2685>も高い。

 半面、任天堂<7974>が4日ぶり反落、UACJ<5741>、ラクーン<3031>も大きく下落した。イーレックス<9517>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>、神戸製鋼所<5406>など鉄鋼株も安い。イマジカ・ロボット ホールディングス<6879>が利食われ、住友金属鉱山<5713>も売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

日経平均