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【市況】日経平均は48円高でスタート、連日のストップ高となっている安永は大幅続伸/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 18356.03 (+48.99)
TOPIX  : 1471.81 (+3.24)

[寄り付き概況]
 日経平均は3日ぶりに反発してスタートした。29日の米国市場ではNYダウが23ドル高となった。石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意が難しいとの見方から上げ幅を縮小する場面もあったが、7-9月期国内総生産(GDP)改定値の上方修正や11月消費者信頼感指数の予想上振れなどが好感された。シカゴ日経225先物清算値は18355円となり、本日の日経平均はこれにサヤ寄せする格好となっている。ただ、NY市場で一時1ドル=113円台まで円安に振れていた為替相場だが、足元ではドル買い一服となっており、「日経平均はやや伸び悩むのでは」といった見方も聞かれる。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>などはしっかり。三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>はマイナスに転じる場面も。前日上昇の目立ったパナソニック<6752>は続伸。また、連日のストップ高となっている安永<7271>も大幅続伸している。一方、JR東<9020>、JT<2914>、ファーストリテ<9983>、JR九州<9142>、ファナック<6954>などが小安い。新日鉄住金<5401>は3%近い下落となっている。

 セクターでは、電気・ガス業、銀行業、海運業などが上昇率上位。反面、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭製品などが下落率上位となっている。
《WA》

 提供:フィスコ

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