【市況】ETF売買動向＝30日寄り付き、日経レバの売買代金は160億円と活況

　30日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比63.2％増の256億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同69.6％増の223億円となっている。

　個別ではダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株人材設備投資指数 <1479> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> が新高値。ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　産業用金属商品指数上場投資信託 <1686> が22.75％高、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> が8.24％高、南方　ＦＴＳＥ中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が3.09％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.60％安、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> は3.27％安、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> は3.05％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が4円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金160億3100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金142億800万円を大幅に上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が19億6600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が16億6200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が8億8800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が4億6000万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が4億5200万円の売買代金となっている。

株探ニュース