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【通貨】NY為替:米長期金利の低下を意識してドルは再び112円割れ

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円75銭から111円88銭まで反落し、111円95銭で引けた。米長期債利回りが低下したことや欧米株安を意識して、リスク選好的なドル買いは一服。ニューヨーク市場で112円を再び下回ったことから、取引終了時点にかけてポジション調整的なドル売り・円買いが観測された。

ユーロ・ドルは、1.0564ドルまで下落後、1.0617ドルまで戻しており、1.0614ドルで引けた。ユーロ・円は、119円36銭から118円71銭まで下落した。欧州諸国の株式相場の下落を嫌いリスク回避のユーロ売り・円買いが再燃した。ドル安・円高の相場展開となったことも影響したようだ。ポンド・ドルは、1.2435ドルから1.2387ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0168フランへ上昇後、1.0130フランへ下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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