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【材料】神戸物産---10月の月次業績、個別売上高は微減ながら利益は大幅増

神戸物産 <日足> 「株探」多機能チャートより

神戸物産<3038>は21日、10月の個別ベース月次業績を発表。個別売上高は前年同月比0.7%減の186.86億円、売上総利益は同37.1%増の16.12億円、営業利益は同95.8%増の 9.60億円、経常利益は同286.9%増の12.56億円となった。

売上高の減少は、前年同月において、既存店売上高が前年同月比9.0%増、全店売上高が同11.7%増と好調だったうえ、今年は商品構成を国内メーカー商品から直輸入商品を中心としたPB商品に切り替えたことで、販売価格が下落したことが影響した。しかし、PB商品の売上が好調に推移し、営業利益の拡大に大きく寄与した。

業務スーパー既存店への出荷実績は前年同月比3.1%減、全店への出荷実績は同0.1%増。2016年10月期の下期累計では既存店が1.1%増、全店が4.4%増。通期で既存店が2.9%増、全体で6.1%増と堅調であった。

「業務スーパー」の店舗数は、10月の出店数(移転含む)が直轄エリアで4店舗(東京都豊島区、神奈川県足柄下郡、堺市南区、大阪府摂津市)、地方エリアで2店舗(香川県高松市、高知県宿毛市)あり、総店舗数は全国で747店舗となった。

《TN》

 提供:フィスコ

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