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【材料】日清紡HDが続伸、日清紡メカトロニクスが高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュールの試験を開始

日清紡HD <日足> 「株探」多機能チャートより
 日清紡ホールディングス<3105>が続伸。24日、傘下の日清紡メカトロニクスがNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクトにおいて、高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュールを開発し、静岡県掛川市の大東温泉シートピアで実証試験を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 NEDOでは、太陽光発電の大量導入実現に向けて、導入先となる設置場所や用途を拡大していくことが重要であるとの観点から、「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」を推進。そのプロジェクトの中で、日清紡メカトロニクスが発電効率と集熱効率の総和が78.0%(発電効率15.5%、集熱効率62.5%)の性能を発揮する高効率熱電ハイブリッド太陽電池モジュールを開発したというもの。実証試験では、開発したモジュールを140枚組み込んだ日本最大規模の試験システムを用いて来年2月まで行い、性能および信頼性の検証を進め、実用化を目指すとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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