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【材料】三井金が3連騰、リチウムイオン電池向けの固体電解質を開発

 24日、三井金属鉱業 <5706> が次世代のリチウムイオン二次電池とされる「全固体電池」用の硫化物系固体電解質を開発したと発表したことが買い材料視された。

 同社は独自技術により電解液と同等水準のリチウムイオンの伝導性をもち、かつ電気化学的に安定した「アルジロダイト型硫化物固体電解質」を開発、併せて高い量産性も実現した。

 今後、電池メーカーや自動車メーカーなど、「全固体電池」を検討している主要顧客との協業により、2020年以降の実用化を目指すとしており、将来的な業績への寄与に期待する買いが向かった。株価は年初来高値を更新した。

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