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【材料】塩野義薬が反発、徳島大学とボツリヌス毒素製剤に関するライセンス契約を締結

塩野義 <日足> 「株探」多機能チャートより
 塩野義製薬<4507>が反発。24日、徳島大学との間で、脳卒中後遺症の麻痺軽減を目指したボツリヌス毒素製剤に関するライセンス契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 今回締結したライセンス契約は、大阪府立大学・小崎俊司名誉教授(現徳島大学客員教授)と、徳島大学医歯薬学研究部・梶龍兒教授の研究から見いだされた新規のA2型ボツリヌス毒素について、製剤の開発・製造・販売権を取得するというもの。ボツリヌス毒素は、筋肉の過度な収縮を抑えることが知られており、脳卒中後の痙縮(けいしゅく)に対し、標的患部にボツリヌス毒素を投与することにより筋肉の収縮をやわらげ、リハビリテーションの実施の助けとなる治療法の一つとして確立されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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