市場ニュース

戻る
 

【材料】アルプス電が戻り足加速、円高への設定レート変更で下期業績上振れ要因に

アルプス <日足> 「株探」多機能チャートより
 アルプス電気<6770>が続伸、戻り足を強めている。米アップル社のiPhone向け電子部品供給で高実績を誇るが、今下期から新モデル向けで需要回復局面が見込まれている。また、自動車の電装化進展で車載用電子部品点数の増加が同社の収益機会を広げており、12月のZMP上場を契機に自動運転分野の開発が加速方向にあることも、間接的な追い風要因となる。

 このほか同社の通期想定為替レートは1ドル=110円だったが、10月28日決算時に下期100円前提に大幅に円高方向に修正しており、ここ急速に進むドル円相場の円安進行を受け、業績の上振れ要因になるとの思惑が株価のポジティブ材料となっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均