市場ニュース

戻る
 

【材料】ブランジスタが反発、今期最終赤字予想の嫌気売り一巡で切り返し◇

ブランジスタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ブランジスタ<6176>が3日ぶり反発に転じた。14日に同社が発表した17年9月期連結業績予想で、売上高は17%増収見込みながら、スマートフォン用ゲームで同社が注力する「神の手」のプロモーション費用がかさみ、最終損益段階で1億5000万円の赤字見通しにあることが嫌気され、株価は前日までの2日間で330円強の下げをみせていた。

 しかし、株価2000円近辺は値ごろ感の働く水準でリバウンド狙いの買いを誘発。17日付けの日本経済新聞で、「中国がネット通販で海外品を購入する『越境EC』の通関優遇を2017年末まで継続する」と報じており、海外販売代行サービスを展開するブランジスタにとって株価支援材料として作用したとの見方も出ている。

 なお、「神の手」関連としては、同社の過半の株式を握る親会社のネクシィーズグループ<4346>も1400円近辺の狭いボックス圏もみ合いを上に放れる動きをみせている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均