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【材料】アイロムが買い気配、「やせる細胞」の量産技術を開発

 アイロムグループ <2372> が買い気配。日経新聞が17日付で「臨床試験(治験)支援大手のアイロムグループと国立国際医療研究センター研究所は、脂肪を燃やすヒトの『褐色脂肪細胞』の量産技術を開発した」と報じたことが買い材料視された。

 報道によると「iPS細胞などの幹細胞から遺伝子操作技術を使わず体内の環境に近い状態で培養できるためリスクが低く、肥満などの幅広い治療法開発や創薬につながる。他の製薬会社に技術提供してライセンス収入を得る考え」という。肥満治療につながる画期的な技術の開発による将来的な業績への寄与に期待する買いが向かった。なお、17日朝、同社は日本と米国で同技術の特許を取得したと発表している。

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