市場ニュース

戻る
 

【経済】金相場の下落、その背景は? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

金相場が下落していますね。気になっている方も多いのではないでしょうか。
今日はその金相場についてのレポートです。

『先週末のNY金は、ドル高や米国株高、インフレ指数の上昇などを背景に大きく下落しました』が、松永さんによると、『米国株高を受けて、シカゴVIX指数(恐怖指数)が急低下しており、そうしたリスクオンの流れが金相場を圧迫しております』とのことです。

また米国の利上げとの関連性も指摘されており、『インフレ指数の上昇を受けて利上げ観測が高まっており、FF金利による米国の年内利上げ確率は、11日時点で10カ月ぶりの水準となる81%にまで上昇しました。12月13~14日のFOMCに向けて、年内利上げ確率が更に上昇する可能性もあり、金相場は、しばらく軟調地合いを続けると考えるべきかもしれません』と分析されています。

大統領選挙でトランプの勝利が決まった直後には急上昇した金相場でしたが、現在の低調な局面はしばらく続きそうな気配ですね。ただ、トランプ氏の動向によって状況が変わりやすい時でもあるので、しっかり注視していきたいですね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の11月14日付「金相場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均