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【市況】10時時点の日経平均は前日比28.89円安、長時間労働で揺れる電通は海外の成長率鈍化で急落


10時時点の日経平均は前日比28.89円安の17643.73円で推移している。為替市場では、ドル・円が107円80銭台とドル買いが一服していることから、上げ一巡後の日経平均はマイナス圏に突入。ただ、17600円台でもみ合っており、下への動きは限定的となっている。東証一部の売買代金は7000億円ほどと利益確定の売りが膨らんでいるようには見えない。

TOPIXコア30銘柄では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>が前日比2%超上昇しているほか、東京海上<8766>、デンソー<6902>、村田製<6981>が買われている。一方、JT<2914>、NTT<9432>が連日で年初来安値を更新するなどさえない推移が継続。コア30外では、決算が嫌気された電通<4324>はきつい下げとなっている。注目の海外事業で高い成長性が確認できなかったことが要因とのこと。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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