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【特集】インヴァスト Research Memo(7):顧客預託金の増加などで総資産は拡大

インヴァスト <日足> 「株探」多機能チャートより

■決算動向

(2)財政状況

インヴァスト証券<8709>の2017年3月期第2四半期末の総資産は、前期末比1,379百万円増加し96,615百万円となった。流動資産は、1,488百万円増加し95,468百万円であったが、主な増加項目は、外為取引未収入金3,252百万円、主な減少項目は、現金及び預金1,326百万円、短期差入保証金717百万円などであった。また、固定資産は、前期末と比較して108百万円減少し1,147百万円となった。主に減価償却による。

流動負債は前期末比1,727百万円増加し86,030百万円となったが、主な増加項目は、外為取引未払金の増加2,685百万円で、主な減少項目は、受入保証金の減少807百万円であった。固定負債は、同26百万円減少し111百万円となった。特別法上の準備金は、23百万円となった。

純資産は、10,450百万円となり、同314百万円減少した。主な減少要因は配当金の支払い234百万円および親会社株主に帰属する四半期純損失55百万円の計上であった。この結果、自己資本比率は10.8%(前期末は11.3%)となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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