【市況】ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金2543億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比19.9％減の2543億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同19.5％減の2310億円だった。

　個別では純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＮＥＸＴ　機械 <1624> 、ダイワ素材・化学上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1637> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> が新高値。ダイワ上場投信-東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> など21銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が4.87％高、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> が4.07％高、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> が3.26％高、ｉシェアーズ　米国小型株ＥＴＦ（ラッセル2000） <1588> が3.23％高、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> が3.08％高と大幅な上昇。

　一方、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は6.25％安、ＮＥＸＴ 金ブル <2036> は4.50％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は4.40％安、ＮＥＸＴ インドブル <2046> は3.89％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が297円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1525億8900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2289億2800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が279億4000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が165億1000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が122億9000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が63億700万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が27億2400万円の売買代金となった。

株探ニュース