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【市況】11時時点の日経平均は大幅に3日続伸、円安進行でマツダなど自動車株の上げ目立つ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は17612.86円(前週末比238.07円高)で推移している。11日の米国市場でNYダウが39ドル高と続伸したことに加え、寄り付き前に発表された7-9月期国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.2%増と市場予想を大きく上回ったことなどを受けて、日経平均は92円高からスタートした。寄り付き後は1ドル=107円台まで円安が進むとともに上げ幅を広げ、一時17676.23円(同301.44円高)まで上昇する場面があった。足元では円安一服でやや伸び悩んでいる。

個別では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、三井住友<8316>などがしっかり。任天堂<7974>、東芝<6502>、野村<8604>は3%近い上昇となっている。円安進行を受けてマツダ<7261>や日産自<721>など自動車株の上げが目立つ。一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたSUMCO<3436>が7%超、上期決算と自己株式の消却を発表したシチズン<7762>は8%超の上昇。また、トーヨーカネツ<6369>、A&Aマテリ<5391>、ナカノフドー<1827>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、前週末に決算発表したNTT<9432>や、JT<2914>、スズキ<7269>、コマツ<6301>などがさえない。KDDI<9433>は小安い。また、通期業績予想を下方修正した洋ゴム<5105>が急落し、ライドオンEX<6082>、ロート<4527>などと東証1部下落率上位に並んでいる。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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