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2016年11月11日17時38分

【市況】【↑】日経平均 大引け| 一時9ヵ月ぶり高値、米株高・円安で上値追いも後半伸び悩む (11月11日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  17526.61
高値  17621.73(09:39)
安値  17333.49(14:51)
大引け 17374.79(前日比 +30.37、 +0.18% )

売買高  33億9544万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆6150億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は一時9ヵ月ぶり高値も後半に伸び悩む
 2.NYダウ最高値でリスクオン継続が追い風
 3.値下がり銘柄数が1100超で値上がりを大きく上回る
 4.銀行や保険株などトランプ効果で金融株が一番人気
 5.オプションSQで特殊要因ながら依然として商い高水準

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは218ドル高と4日続伸で過去最高値を更新。トランプ政権の経済政策に期待する買いが継続。

 東京市場では、前日の米株高や為替の円安進行を背景にリスク選好ムードのなか買い優勢で始まったが、その後は上値が重かった。日経平均株価は4月25日の高値を一時上回り、2月2日以来ほぼ9ヵ月ぶりの高値を付けた。

 前日の米国株市場でNYダウが大幅高で4連騰、過去最高値を更新したことでリスクオンの流れが継続。これを受け、11日の東京市場も主力株をはじめ広範囲に買い優勢でスタートした。外国為替市場でもドル買いの流れが継続、1ドル=106円台後半まで円安が進行したことで輸出株にも輸出採算の改善期待から買いが入りやすかった。日経平均は高値圏では270円強上昇したが、物色一巡後は利益確定売りに押され上値が重くなり、為替が円安一服となるのを横目に値を消し、一時マイナス圏に沈む場面もあった。その後は再び買いが優勢となったが、上げ足は鈍く結局日経平均、TOPIXともに小幅高で着地。なお、本日はオプションSQ算出日で商いは通常より上乗せされたとはいえ、売買代金は連日高水準を保っている。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクに物色資金が集中。第一生命ホールディングス<8750>も上値追い、野村ホールディングス<8604>も買われ、金融関連株への人気が目立つ。アイ・オー・データ機器<6916>がストップ高に買われ、太平洋セメント<5233>も値を飛ばした。
 半面、明治ホールディングス<2269>が軟調なほか、NTT<9432>も下落。花王<4452>も冴えない。パイオニア<6773>、JVCケンウッド<6632>などが大きく利食われ、森永製菓<2201>の下げも目を引く。クックパッド<2193>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が急落、サンドラッグ<9989>、サイバーエージェント<4751>も大幅安。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、日東電工 <6988> 、トレンド <4704> 、ファナック <6954> 、コマツ <6301> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約67円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はKDDI <9433> 、テルモ <4543> 、コナミ <9766> 、ダイキン <6367> 、スズキ <7269> 。押し下げ効果は約64円。

 東証33業種のうち上昇は18業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)銀行業、(3)非鉄金属、(4)証券商品先物、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)水産・農林業、(3)食料品、(4)小売業、(5)電気・ガス業。

■個別材料株

△長谷工 <1808>
 今期経常を8%上方修正・最高益予想を上乗せ。
△ケアネット <2150> [東証M]
 2.63%を上限に自社株買いを実施。
△川田テク <3443>
 今期経常を57%上方修正、配当も30円増額。
△Fブラザーズ <3454>
 クオカード贈呈の記念株主優待を実施。
△川本産業 <3604> [東証2]
 エアウォータがTOBで子会社化。
△sMedio <3913> [東証M]
 今期経常を84%上方修正。
△神発動 <6016> [東証2]
 三菱重と舶用ディーゼルエンジン事業統合。
△やまびこ <6250>
 上期経常が7%増益。
△アイオデータ <6916>
 今期経常を34%上方修正。
△3DM <7777> [JQG]
 吸収性局所止血材のドイツ国内での販売権許諾契約を締結。


▲ファルテック <7215>
 今期経常を一転44%減益に下方修正。
▲サンドラッグ <9989>
 7-9月期(2Q)経常は4%減益。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)川田テク <3443> 、(2)アイオデータ <6916> 、(3)ヤマシン―F <6240> 、(4)アルビス <7475> 、(5)やまびこ <6250> 、(6)三井住友建設 <1821> 、(7)太平洋セメ <5233> 、(8)三菱UFJ <8306> 、(9)第一生命HD <8750> 、(10)Fブラザーズ <3454> 。

 値下がり率上位10傑は(1)ネクスト <2120> 、(2)キムラタン <8107> 、(3)サンドラッグ <9989> 、(4)メニコン <7780> 、(5)富士ソフト <9749> 、(6)富機製 <6134> 、(7)芦森工 <3526> 、(8)パイオニア <6773> 、(9)JVCケンウ <6632> 、(10)森永 <2201> 。


【大引け】

 日経平均は前日比30.37円(0.18%)高の1万7374.79円。TOPIXは前日比1.93(0.14%)高の1378.28。出来高は概算で33億9544万株。値上がり銘柄数は784、値下がり銘柄数は1115となった。日経ジャスダック平均は2569.74円(3.47円安)。

[2016年11月11日]

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