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【材料】ワイヤレスゲート---第3四半期累計決算は増収増益で着地、通期でも増収・営業増益を見込む。

ワイヤレスG <日足> 「株探」多機能チャートより

ワイヤレスゲート<9419>は11月7日に2016年12月期第3四半期累計(2016年1~9月期)決算を発表。売上高が前年同期比10.4%増の92.25億円、営業利益が同26.9%増の9.86億円、経常利益が同8.9%増の8.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.9%増の5.25億円で着地した。また同日、クラウドインテグレーションを提供するアジュールパワーとITサービス事業を手掛けるデジサーフの2社との資本提携も発表した。

過去に多く獲得した顧客層の契約更新時期を迎え、旧プランの退会数が想定よりも増えたが、WiMAX2+ギガ放題プランの顧客獲得が順調。基盤事業である「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスを中心に概ね計画通りに進捗した。利益面では費用対効果の適正化などでモバイルインターネットサービスの販売関連費等を抑制し、営業利益の2桁増益を確保している。

2016年12月期通期は売上高が前期比13.4%増の128.32億円、営業利益が同17.4%増の12.50億円、経常利益が同0.5%増の10.67億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.5%減の6.60億円を計画。1株当たり年間配当金は前期比1.0円増配の27.0円を予定している。第3四半期までの通期計画に対する営業利益の進捗率は78.9%となっており、通期計画の達成に向けて業積は順調に推移していると考えられる。

《TN》

 提供:フィスコ

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