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【材料】<動意株・9日>(前引け)=ノエビアHD、C&FロジHD、椿本チエイン

ノエビアHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 ノエビアホールディングス<4928>=反発。同社は8日取引終了後、17年9月期の連結業績予想を発表し、売上高は520億円(前期比1.6%増)、営業利益は85億円(同10.3%増)と、3期連続で営業最高益更新を見込むことが好感されている。カウンセリング化粧品やセルフ化粧品が前期に続き順調に伸長するほか、医薬品のど飴の自主回収の損失が一巡することも寄与する。なお、16年9月期連結決算は売上高511億8000万円(前の期比3.6%増)、営業利益77億600万円(同1.6%増)だった。同時に、19年9月期に売上高550億円、営業利益100億円を目指す中期経営計画も発表した。

 C&Fロジホールディングス<9099>=大幅反発し、年初来高値更新。同社は8日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を1020億円から1032億2000万円(前期比46.8%増)へ、営業利益を32億円から38億8000万円(同2.1倍)へ、純利益を21億円から23億8000万円(同56.5%減)へ上方修正したことが好感されている。西日本地区の記録的猛暑など、全国的に平年を上回る高気温となったことを受けて、冷凍・冷蔵食品の共同配送事業における取扱額が増加したことが牽引。

 椿本チエイン<6371>=反発。同社は、きょう付の日経産業新聞で「研究用試料の自動保管庫を台湾の研究機関から受注した」と報じられており、業績へ寄与を期待した買いが入っている。 記事によると、台湾の中央研究院に試料約250万本の自動保管庫を来年夏にも納入するという。米国やアジアを中心に5年後に自動保管庫で海外売上高10億円を目指すとあることから、海外事業の拡大が期待されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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