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【市況】11時10分時点の日経平均は続落、大統領選速報を受けて17000円割れ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時10分現在の日経平均株価は16990.58円(前日比180.80円安)で推移している。8日の米国市場では、大統領選挙でヒラリー・クリントン氏が勝利するとの観測が強まり、NYダウは72ドル高となった。こうした流れから日経平均は110円高でスタートしたが、寄り付き後は開票速報を睨みながらの荒い値動きとなっている。直近の報道によれば、同時に行われた下院選挙では共和党が過半数を維持するもよう。また、激戦州とされるテキサス州でドナルド・トランプ氏勝利などと報じられ、日経平均は17000円を割り込んでいる。

個別では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>など売買代金上位は全般さえない。通期業績予想を下方修正したクボタ<6326>は4%超の下落。上期決算を発表したスクエニHD<9684>は10%を超える下げ。また、メディシス<4350>、アルテック<9972>、アーレスティ<5852>などが東証1部下落率上位となっている。一方、売買代金上位では通期予想を上方修正したSMC<6273>がプラスを維持している。またC&FロジHD<9099>、KNTCT<9726>、TOWA<6315>などが東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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