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【市況】NY株式:ダウは72ドル高、クリントン候補が優勢との見方が強まる

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

8日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は72.83ドル高の18332.43、ナスダックは27.32ポイント高の5193.49で取引を終了した。前日の株価上昇を受けた利益確定の売りが広がったほか、主要企業決算が嫌気され売りが先行。本日、投開票が行われる米大統領選でクリントン氏が勝利するとの観測が強まると、安心感から買い戻しが入り、緩やかに上昇した。セクター別では、食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で食品・生活必需品小売や自動車・自動車部品が下落した。

製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)や、薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は通期見通しを引き下げ、大幅下落。レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は決算内容が嫌気され、急落した。一方で、旅行予約サイトのプライスライン(PCLN)は決算内容が好感され、上昇した。

本日、シカゴ連銀総裁は労働市場や個人消費の堅調さを認める一方で、インフレ目標の達成には弱気な見通しを示した。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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