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【材料】味の素が後場急落、円高影響などを受け17年3月期営業利益を下方修正

味の素 <日足> 「株探」多機能チャートより
 味の素<2802>が後場急落。同社はこの日の午後2時、17年3月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高を1兆1860億円から1兆950億円(前期比7.5%減)へ、営業利益を910億円から815億円(同10.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 為替の円高影響に加え、動物栄養事業の市況軟化に伴う採算性の悪化が要因としている。あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は売上高5225億5900万円(前年同期比11.4%減)、営業利益391億5700万円(同17.1%減)だった。

 同時に、アフリカ36カ国で事業展開する大手加工食品メーカーのプロマシドール・ホールディングス社(英領ヴァージン諸島)の発行済み株式の33.33%に当たる株式を5億3200万ドル(約558億円)で取得すると発表した。これにより、アフリカ全域で事業基盤の強化を図り、事業拡大を加速させるとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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