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【材料】シュッピン---2Q売上高1.8%増、訪日外国人販売は減少もEC売上が大きく伸長

シュッピン <日足> 「株探」多機能チャートより

シュッピン<3179>は7日、2017年3月期第2四半期(16年4-9月)決算を発表。売上高が前年同期比1.8%増の111.61億円、営業利益が同9.1%増の4.72億円、経常利益が同9.6%増の4.66億円、四半期純利益が同13.0%増の3.19億円だった。

カメラ事業では、「先取交換」や「買取リピーター」等のサービスを推進し、ECへの注力を一層高めたことでEC比率が上昇。実店舗での訪日外国人向け販売は減少したが、EC会員数の堅調な増加を背景にEC売上が大きく伸長したことがカバーした。時計事業は、訪日外国人向け販売は鈍化したものの、EC売上の大幅な増加で増収を確保した。なお、ECサイトにおいてブランド毎の買取専用ページや入荷情報ページを開設するなど、中古品の強化策を講じている。

17年3月期通期については、売上高が前期比12.8%増の256.00億円、営業利益が同30.4%増の10.85億円、経常利益が同30.4%増の10.70億円、当期純利益が同29.2%増の7.24億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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