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【通貨】外為サマリー:1ドル104円50銭前後でもみ合う、米大統領選控え様子見も

 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=104円48銭前後と前日午後5時時点に比べ5銭のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米連邦捜査局(FBI)が米大統領選の民主党クリントン候補の私用メール問題に対して訴追しない方針を明らかにしたことから、ドル買いが活発化。一時104円63銭までドル高・円安が進んだ。

 この日の東京市場に移ってからも104円半ばでの一進一退となっている。米国時間できょう投票となる米大統領選を巡っては、クリントン候補が有利との見方が強まっているが、共和党のトランプ候補が支持率で追い上げているとの観測も根強く依然、警戒感も強い。このなか、市場には様子見姿勢も強まっている様子だ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1041ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=115円36銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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