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【材料】ヤマハが安い、「つま恋」営業終了に伴う費用計上で17年3月期の最終利益予想を下方修正

ヤマハ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヤマハ<7951>が安い。7日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、純利益を455億円から410億円(前期比25.6%増)へ下方修正したことが弱材料視されている。上期に、ヤマハリゾート「つま恋」の営業終了に伴う構造改革費用として約49億円を特別損失に計上したことが要因としている。

 また、売上高は、想定為替レートを1ドル=105円から100円へ、1ユーロ=115円から110円へ引き下げたことで、4110億円から4020億円(同7.7%減)へ下方修正した。ただ、主力の楽器事業や音響機器事業が為替の影響を吸収して好調に推移していることから、営業利益は420億円(同3.3%増)の従来予想を据え置いている。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1991億5300万円(前年同期比8.4%減)、営業利益246億4600万円(同16.1%増)、最終利益272億1400万円(同56.3%増)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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