【材料】ニコン、トヨタ自など◆今日のフィスコ注目銘柄◆
ニコン<7731>
6月安値をポトムに上昇する25日線に沿ったリバウンドが継続している。週足では13週線が支持線として機能している。週足の一目均衡表では雲下限での攻防をみせているが、比較的雲の薄いところであり、また、11月下旬には雲がねじれを起こしてくるため、トレンドが出やすいところ。遅行スパンは上方転換シグナルを発生させており、仕込みところといったスタンスに。
トヨタ自<7203>
直近安値とのダブルボトム形成が意識されるなか、直近で空けたマド(5792-5914)埋めを意識したトレンド形成が期待される。一目均衡表では雲下限を割り込んでいるが、雲は5950円辺りでの薄い雲であり、この雲を捉えてくる展開が次第に意識されよう。為替市場では円安に振れて推移しており、業績懸念は後退。EV参入への期待。決算通過後の見直しも意識されやすいだろう。
TDK<6762>
11月1日戻り高値7540円をピークに長い陰線を付け、その後一目均衡表の雲下限までの調整を経て、雲上限を捉えてきている。遅行スパンは実線の切り上がりに沿う格好からの切り返しで、上方シグナルを継続。雲突破が意識されるなか、基準線、転換線突破も意識されてくる。
《WA》
提供:フィスコ