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【材料】関電化が上昇、半導体向け特殊ガスとリチウム電池用電解質で成長期待

関電化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 関東電化工業<4047>が上昇。8月3日につけた年初来高値1179円からみて時価は27%もディスカウントされた水準で押し目買いの動きが顕在化している。経営実態は良好であり、17年3月期営業利益76億円(前年同期比12.1%減)は大幅増額の可能性が指摘されている。

 同社は半導体メモリー向けなどに特殊ガスを生産するが、高速アクセスが可能な3次元NAND型フラッシュメモリーの需要が急速な伸びを示しており、同メモリーはチップ構造が複雑な分だけ特殊ガスも通常より増量効果が見込めることから、同社には追い風が強まっている。また、リチウムイオン電池用電解質も手掛け、今後トヨタ自動車<7203>などが量産体制を目指す電気自動車(EV)向けなどで需要拡大が見込まれる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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